箱根旅行_Day1

2018年2月、湯治宿で「何もしない」をしてきました。

この日は金曜日で午前中は、会社の健康診断。
午後半休にして、箱根の温泉に行こう!と思って、箱根湯本の温泉宿を予約。
当日午前の健康診断は、おとなしく血を抜かれ、バリウムは拒否し(笑)、先生との問診でも「元気です」と答えて、2時間ほどで終了。
川崎駅でお昼ごはんを食べてから、東海道本線と箱根登山線を使って箱根湯本駅に移動します。

養生館はるのひかり

今宵のお宿は、養生館 はるのひかり
こちらは、箱根湯本にある湯治宿で、基本は2泊以上の利用をおすすめしているお宿です。
今回は、金曜日と土曜日の宿泊にしようと思ったら、日曜日の午前中に用事があったため、残念ながら金曜日の1泊にしました。
ちょうど2年前にも同じ時期に1泊していて、とても気に入ったのですが、その後超人気の宿になってしまい、なかなか予約が取れなかったのです。

今回2年ぶりの宿泊となったこの日、箱根湯本駅から元気に歩きます。
飲食店や土産物屋が並ぶ通りを抜け、有名はお蕎麦やさんの「はつ花 本館」の横を通り、「はつ花 新館」の近くを通り抜け、坂を歩き歩き歩き…足が張った頃に「養生館はるのひかり」に到着します。

箱根湯本駅から出ている乗り合い100円バスで「養生館 はるのひかり」と運転手さんに伝えると、宿の前で降ろしてくれますんで、歩かなくても大丈夫です。

チェックイン

15時半ころに、茅葺き屋根がかわいらしいお宿に到着。

はるのひかり
引き戸を開けて入ると、宿の方が出迎えてくれて、テーブル席に連れて行ってくれます。
ちょっと待ってると、自家製のジンジャーティーを出してくれ、宿の説明をしてくれます。
このジンジャーティー、2回目ですが買って帰りたいくらいおいしいんですよ。
説明してくれてるテーブルの近くには、ちょっとボケてるけど、囲炉裏もあります。

囲炉裏

説明をしてもらった後に、係りの方にお部屋に連れて行ってもらいます。
ここの宿は、昭和初期に建てられた建物をリノベーションしているため、エレベーターなどはありません。
場所の案内をしてもらいながら3階にある部屋につきます。

お部屋

今回のお部屋は、布団を敷くタイプの10畳の和室。
外は山々が見える気持ちの良い部屋です。
ロッキングチェアが置いてあり、 のんびり過ごすにはとてもいいお部屋です。

お部屋
基本的に、お部屋に宿の人が入ってくることはありません。お布団も自分で好きな時に敷いてくださいのタイプです。
さっさと敷いて、ゴロゴロしておきます。

お風呂

お風呂は「ナトリウム.カルシウム‐塩化物.硫酸塩 温泉」。ほどよく体が温まる温泉ですね。
浴槽が区切られていて、熱い浴槽とぬるい浴槽に並んでいます。区切られているから、隣の浴槽に温泉が移る頃にはちょうどよい「ぬる湯」になってる感じです。
3つの浴槽で区切られたお風呂と、2つの浴槽で区切られたお風呂があり、夜と朝で男湯と女湯が入れ替わる感じ。
誰もいらっしゃらなかったので、そっと写真を撮ってみました。
浴槽
3つの浴槽で区切られたお風呂の方が、最初の浴槽と最後の浴槽の温度差があり、あつ湯とぬる湯がはっきりと感じられて好きです。
脱衣所に「お風呂でも読める本」が置いてあり、本を片手にじっくりと浸かることができるお風呂です。

お風呂で読める本

夕食

湯治宿ですが、豪華な食事だと思います。
肉料理は出ませんが、近隣で取れた野菜などを使った料理が食べられます。
上の写真は、豆乳ソースのサラダ、胡麻豆腐、ほうれん草のおひたし。
下の写真は、畑のおでん。おでん、もうちょっと食べたかったなー。大根が本当においしかったです。写真見て、また食べたくなってきた。

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右上が、じゃがいも餅。
下が、玄米ご飯と豆乳仕立ての醍醐椀。
左上が、豆乳のキャラメルプリン風。

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お肉がっつりみたいな料理ではありませんが、野菜がたっぷりで、玄米ご飯もしっかり食べれて、デザートで甘さもプラスされるため、満足度が非常に高い食事です。
自分でここまで作れればいいのに!って思いますが、めんどくさくて無理です。

夕食後は、読書室でコーヒーを飲みながら、読書室の見学。
コーヒーは紙コップに入れて、お部屋に持っていくことも可能です。
あと、紅茶もあって、お手製ジンジャーパウダーもあるので、生姜紅茶にもできます。
ジンジャーパウダーはちょっとだけにしないと、お腹痛くなるとはお宿の人談。笑

お部屋のロッキングチェアでゆらゆらしつつ、いっぱいになったお腹が落ち着いたら、寝る前の入浴です。
しっかり温まって、眠りにつきます。

 


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