マルモッタン・モネ美術館_パリ・ロンドン旅行2018_Day2-2

パリ滞在2日目の午前中は、マルモッタン・モネ美術館に行ってきました。

マルモッタン・モネ美術館

フランスの画家のクロード・モネ。パリ16区にある世界最大級のモネの作品を収蔵している美術館で、ブローニュの森の近くにあります。
最寄駅は、メトロ9番線のラ ミュエット駅。駅から徒歩10分くらいでした。公園内を歩きながらなので、楽しい道のりです。

入場料は、11€。ミュージアムパスは対象外です。(2018年6月時点)

MarmottanMonet-ticket1

チケットの裏。

MarmottanMonet-ticket2

さほど広くない入り口では、数名の警備の方が立っており、手荷物検査が行われます。
カバンをパッと開けて、危ないものが入っていないかチェックするような簡単なものです。(小さめの美術館では、このような手荷物検査がたいてい行われています)

コロー展

この日は、カミーユ・コローの人物画を主とした企画展をしていました。
コローといえば風景画の印象が強いのですが、人物画も多く描いていたんですね。コローの人物画は、親しい人の肖像画と空想的人物画が多いそうです。
お近くのルーブル美術館などから借りた「真珠の女」も展示されていました。小さな美術館で間近で観ることができたのが良かったです。

企画展では、撮影可能な絵画と撮影不可の絵画があり、不可の場合はマークが付いています。

クロード・モネ

お待ちかねのモネの作品は、企画展を見終わってから、1階のエリアで鑑賞できます。

階段を降りるとすぐに目につくのは「印象 日の出」。
東京都美術館で行われたモネ展では混雑しすぎてじっくり見ることができませんでしたが、この日はじっくり眺めてきました。

Monet-hinode

地下フロアのモネの作品は、年代ごとにまとめられています。若い頃の作品から始まり、順に観て行くと描き方の変化も観ることができるのが良いですね。

最晩年の作品の集まりは圧巻だと思いました。

Monet-bannen

目が悪くなってからの作品ですが、彼の目にはこのように見えていたんですね。

クロード・モネは、日本の浮世絵から発想を得たのではないかと言われる絵も描いていますので、私がモネの絵に心惹かれるのはそれも理由なのかもしれません。

マルモッタン・モネ美術館の所要時間は1時間から2時間半くらいでしょうか。
作品保護のため、かなりひんやりしますので、暑い日でも上着をお持ちください。
もう少し見ていたかったのに、寒くて外に出た私からのお願いです。

マルモッタン・モネ美術館の開館時間や休館日などは、公式サイトでご確認くださいね。

www.marmottan.fr

モネだけでなく、印象派が好きな方、興味のある方にはとてもおすすめの美術館です。


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