朝9時30分前には、エストニアのタリンに到着します。
タリン街歩き
今回観光するのはタリン歴史地区(Old Town)で、1997年にユネスコ世界遺産に登録されました。
フェリーが到着するターミナルDから10分ほど歩いたところに、タリン歴史地区(Old Town)があります。
私は、南東の入り口のヴィル門から入りたかったので、新市街を20〜25分ほど歩いて向かいました。
タリンは車の方が強い社会のようで、歩道はちょっと歩きにくかったかなぁ。
Sweater Wall(セーターの壁)
ヴィル門を抜けて、小道を右に入るとSweater Wall(セーターの壁)と呼ばれるセーターの露店が並んでいます。
セーターだけでなく、マフラーや有名なミトンなども並んでいました。
日本でもエストニアやラトビアのミトンは人気なので、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
細い棒針を使った手編みのミトンは、模様がとてもキレイで美しく、欲しいなぁと心奪われたのですが…季節は夏。購入までは至りませんでした。(その年の冬、買えば良かったと後悔しました。)
Helleman Tower Gallery(ヘッレルマン塔)
Sweater Wall(セーターの壁)に沿って、北に少し歩いたところに、Helleman Tower Gallery(ヘッレルマン塔)があります。
入場料は€3。
すっごいピンボケしてるけど、こんな細い階段を登り、手すりはロープです。
中が暗く、外からの光でよく写っていませんが、城壁の間の塔なので、監視室のようなところですかね。色々と狭いところを通りながら上に登っていきます。
これはカタパルト?
塔に上がると、塔と城壁が繋がっていて200mほどの歩道があり、そこから街を眺めることができます。
ちょっと怖い木製の歩道。
ここから眺める景色がとても良いのです。
遠くに見える玉ねぎ型の屋根は、タリンのアレクサンドル・ネフスキー大聖堂ですね。
かなり密集した朱と白がとてもキレイな建物。
この城壁の歩道は、木製だけでなくコンクリート製の歩きやすいところもありますので、不安定な場所を歩くのが怖い人も大丈夫!
あの向こうに見える細長い建物は、旧市庁舎の屋根かなぁ?
城壁の上を歩ける場所はそんなに多くないので、Helleman Tower Gallery(ヘッレルマン塔)はオススメできる場所です。
上からの景色に満足したので、降りて街歩きを続けます。
Katariina käik(聖カタリナ通り)
Helleman Tower Gallery(ヘッレルマン塔)を出て、西へ行くとこんな可愛らしいトンネルがあります。
この先がKatariina käik(聖カタリナ通り)で、ハンドメイドの工房が多く立ち並ぶエリアです。
こんな壁のあるところを通ります。
私は、エストニア手芸ハウスに向かいます。エストニア全土から集めたニットのクラフトショップなのです。
ここでもミトンやニットなどが多くありましたが、多すぎて何を選んだらいいのかわからなくなり…結局購入することはありませんでした。(そして、この冬に後悔するのです。)
このヒツジもかわいいですよね。椅子なので、とても実用的なんですが…7月だし、荷物が多くなるのでやめました。
他にも入り口がめちゃくちゃかわいいお店や、寄木細工のお店やドールハウスなんかもあって、ハンドメイドのものが好きな人にはたまらないエリアです。
午前中の街歩きは、ここまで。
午後も旧市街を歩き倒します。
※この記事は、過去に投稿したものを再編集し、新たに投稿した記事です。