午後もタリンの街歩きをします。
午後もタリン街歩き
お昼になったので、ランチができるお店を探します。
ランチのお店は…
観光客も多いので、お昼が近くなるとレストランも賑わい、お店の人の呼び込みも増えてきます。
タリンで特に有名なのは、Olde Hansa(オルデハンザ)という中世エストニアをテーマにしたレストラン。
従業員も中世のエストニアの衣装を着ていて、特に女性のドレスがかわいかったです。
店内をチラ見すると、ちょっと薄暗い店内でしたが、中世に電気はなかったので、ほぼロウソクだけの照明にしているんだそうです。
外にあるメニュー(日本語もあります)を見てると、呼び込みをしていた女性が料理の説明をしに来てくれましたが…、あまり食べたい気分にならず撤退します。
きのこのスープが有名だそうです。伝統的な料理が食べたい場合はこのお店は印象的でしょうね。
で、私がランチしたのは、こんな看板が出ているカフェ。
プレッチェルに王冠が乗ってるのも、渦巻きなのもかわいい。
パンとケーキのお店ですが、店名が思い出せません。。。
こちらで、サンドウィッチとブルーベリーケーキとコーヒーのランチにしました。
ブルーベリーケーキはあまり甘くなくて、おいしかった思い出。
Raeapteek(市議会薬局)
ランチの後は、旧市庁舎前にある、エストニア最古の薬局へ向かいます。
正確に記録がないそうですが、1422年の時点で3代目が経営していたとかで、ロシア皇帝も薬を注文していたという話です。
今も営業をしていて、私が見学に入ったときも、お客さんがお薬を買っていました。
薬局のシンボルは、杯に巻きついたヘビ。
壁にもシンボルがあります。矢印の先が入り口です。
入り口を入ってすぐのところは今も営業している薬局で、お買い物をしている方もいました。
「長寿のワイン」や「失恋の治療薬」など、他の薬局にはないものも売っているのも面白いところだと思います。
奥に進んだ部屋が展示室になっています。
昔の薬の処方に使われたものや薬や薬草、薬を調合するときに使われた道具などが展示されています。
こちらは、昔の薬瓶が入った薬棚。下段の陶器の容器が可愛いですね。
こちらは調合や保存に使われた瓶。
エンブレムもありましたが、これがなんなのか…。
これも薬局を指すものらしいのですが…、ちょっと怖い印象ですよね。
入り口の看板もそうですが、錬金術師が元になったシンボルが多いそうなので、ちょっと怖い印象のものになっているのかもしれませんね。
こちらは、爬虫類のホルマリン漬けと蛇の置物。
ワニやトカゲ、ヘビも乾燥させて調合されていたようですね。
こちらは、カエルとハリネズミ。カエルはなんとなく薬に使われそうですが、ハリネズミも使われてたんですね。
何に効くとされたんだろう?
展示室は大きな部屋ではないので、15〜20分くらいで見学は終わると思います。
散策をしながら、フェリー乗り場へ
天気もいいので、のんびりと町歩きをすることにしました。
城壁の上から見ていた時より、街の中の建物はとてもカラフルでかわいらしいということに気づきます。
観光用の乗り物の電車型のバスが止まっていました。
大きめの道をグルっと回ってくれるバスのようでした。
本当は最初に通るであろうSuur Rannavärav(スール ランナ門)、通称「ふとっちょマルガレータの塔」に到着します。
「ふとっちょマルガレータの塔」は、エストニア海洋博物館になっています。
この辺りまで来たところ、15時に近くなったので、フェリー乗り場へ向かうことにします。
フェリーでヘルシンキへ
帰りも来た時と同じターミナルDの乗り場へ向かいます。
行きと同じく1時間前には乗船手続きをして、40分前から乗船開始し、定刻通りに出航します。
行きは眠くて座って過ごしましたが、帰りはちょっとだけ船内を歩いてみました。
フェリーは行きと同じスター号でしたが、化粧品、香水、アクセサリーなどの免税店が多くありました。
中でもお酒を扱っているスーパーは大盛況です。
私はお菓子売り場とアラビアの食器を見て回りました。
この棚、ほぼサルミアッキです。サルミアッキはフィンランド土産として人気のお菓子ですね。笑
お菓子もヘルシンキで購入するよりお買い得になっているものも多かったので、お土産はここで購入するのもありです。
2時間ちょうど、18:30にヘルシンキへ到着します。
トラムに乗ってホテルに帰ります。
トラムのチケットは、翌日のためにデイチケット€9を購入します。
この日がヘルシンキで過ごす最後の夜ですが、歩きすぎてぐったりだったので、早めに休みました。
※この記事は、過去に投稿したものを再編集し、新たに投稿した記事です。