大阪・関西万博に行って来ました!Day4

4日目は火曜日。曇りで雨も降るかもと天気予報で言っていたので、傘など雨仕様の荷物で向かいます。ちなみに、この日に帰るので、荷物は新大阪駅のコインロッカーに預けてから、夢洲にきました。この日も東ゲート入場です。

Phalaenopsis orchids in Tech World

Tech World

10時少し前に入場完了したので、急いでTech Worldにきました。朝は、予約なしで並べば入場が可能なのです。30分ほど並んで入場します。

Tech World signage

入ってすぐにかっこいい。Tech Worldでは、グループで展示物を見て回る形になっています。入場するとスマートウォッチが配布され、腕に装着するよう指示をされます。ちなみに、ご自身のスマートウォッチをつけている場合は、反対側の腕に装着します。色々な展示物を見て周り、その人がどのカテゴリーの展示物にもっとも関心があったのかを調べるとのこと、興味深い仕組みです。展示物としては、台湾の自然、映像、半導体、スマートシティなど幅広いものでした。

最後にモニターの前に立ち、装着していたスマートウォッチを外して指定の場所にタッチすると、自分がもっとも反応したカテゴリーがわかりました。QRコードをスマホで読み込み、結果を読みます。

Monitoring results

私はネイチャー、自然に強く関心を持ったとのことで、台湾のおすすめ旅行先が色々と出てきました。台湾行きたい!

ちなみに冒頭の写真もTech Worldに展示されている蘭です。台湾は蘭も多くあるとのことで、その蘭の花に、花を傷めることなくプリントする技術があるとのことで、よくみると花びらに花びらが印刷されていたり、右下のチラッと写っているグリーンの蘭には、EXPOと印刷されています。すごい技術もあるのですね。

展示が終わり、出口付近で「よかったらどうぞー」とバッグをもらいました。ペットボトルをリサイクルした糸で作られたバッグで、丈夫そうで、街歩きにちょうどいいサイズです。

Tech World Bag

バッグをもらって出口に向かうと、台湾のショップとテイクアウト専門のカフェがあります。台湾のお茶とドライマンゴーを購入してホクホクと外に出ます。

オーストラリア パビリオン

12時に予約が取れたオーストラリア パビリオンに行きます。並んでいる人の列の進み具合がとても早いパビリオンです。

Australia Pavilion

展示物は、オーストラリアの森をイメージしているのでしょうか。さまざまな動物などの映像が木々の隙間から見えるような展示方法。多様性をイメージしているようですが、展示物自体は少なく、10分もあれば出てこれます。早い。個人的には…隣のステージでやっているイベントを見る機会があれば見たら良いし、フードトラックの食べ物を食べてみてもいいし、時間があればパビリオン内部も見たらいいよくらいの感想です。

フランス パビリオン

予約不可のフランスパビリオンは、行列が2つあります。パンを買う列と展示室へ入る列です。間違うと悲しみに暮れることになるので、係の人に確認して並びましょう。

La Boulangerie

店名は「パン屋」。わかりやすい。30分ほど並び、万博限定のクロワッサンルージュ、クロワッサン抹茶、パン スイスの3種類を購入しました。どこかに座って食べようと思ったのですが、この後、パビリオンのために並び続けたため、食べる機会を失い、自宅に帰ってから食べました。とてもおいしかったです。

3 types of bread

普通のクロワッサンなども売っていましたが、各地のデパートなどに入っているメゾンカイザーで購入できますので、今回は万博限定のパンを狙いましょう。なお、普通のクロワッサンもバゲットもパンオショコラもとてもおいしいパン屋さんでおすすめです。

フランス館 展示室

展示室の列も大変長く、60分待ちと言われましたが、40分ほどで入場できました。ルイ・ヴィトンやディオールなどの錚々たるブランドが協力している展示物の数々で、圧巻です。美術品好きな人は、ロダンの手シリーズが要所要所に出てきますので、手を眺めましょう。後半のオートクチュールの数々に心ときめきながら進みます。

Clothing in the colors of the French flag

後半はDiorのドレス達。

Dior Dresses

最後には、モン・サン・ミシェルと厳島神社がしめ縄でつながっている展示があります。モン・サン・ミシェルと厳島神社は姉妹都市提携をしているとのこと。そうか、ちゃんと意味があったのか。どちらも海上の世界遺産と牡蠣産地ですね。

モン・サン・ミシェルと厳島神社

米国パビリオン

米国パビリオンの列はここ数日3時間待ちと聞いていたので、気合いを入れ直して並びます。ところで、この日の天候は曇りと聞いていたのに、太陽の光が私の体を焼きます。痛いです。でも並びます。

USA Pavilion

1時間ほどで、米国パビリオンの敷地内に入れます。ここからは早く進むと思うと係の方が言っていたとおり、3時間待ちのところ2時間で入場できました。

展示内容としては、米国への留学の話から始まり(今、色々課題があるのに…)、教育、宇宙開発、テクノロジーなどアメリカらしい展示物がならび、それらをスパークという星型のキャラクターがかわいく案内をしてくれます。小学生にもわかりやすい説明なので、お子様にもおすすめパビリオンです。

展示の最後に、以前の万博にも展示されていた「月の石」が展示されています。警備の方ががっちりいて、係の方に「写真は一人1枚だけです」と言われるので、一発勝負で写真を撮って退場します。おぉ、これが月の石ですか。実は父が、以前の万博に行ったのですが、月の石は見ることが叶わなかったと言っていたので、私が代わりに見ておきました。…ケースの中に入っていると瓦の石と…

moonstone

夜の地球

こちらは石川県のパビリオンと言え、輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」が展示されています。

Earth at Night

入り口には大漁旗がはためいています。これだけでもいい展示ですよね。中にはいると、輪島塗りの流れなどの説明ボードや映像があります。輪島塗りは多くの職人さんと多くの工程で作られているので、この説明だけでも満足できる展示です。

進んでいくと、輪島塗りの地球儀が見えます。思っていたより大きく、そしてとても美しい地球儀でした。周辺には、街の明かりをイメージした都市パネルもあります。これを手作業で作ったのか…とため息が出ました。

Wajima lacquer

そのほか、能登の復興に向けた取り組みや様子、そのほかの日本の伝統工芸品などが展示されていました。このような展示もとてもいいものですね。海外の多くの方に見てもらいたいです。

4日目の食事

この日はほぼ並んでいたので…

Tech Worldのマンゴーミルクかき氷

Tech Worldのテイクアウト店で、マンゴーミルクかき氷を購入しました。

Mango milk shaved ice

甘いものを食べてパビリオンを回ろうと朝からかき氷を食べました。マンゴーがプルプルでとてもおいしかったです。今年も暑そうなので、人気のおやつになりそうですね。なお、6月からはパイナップルミルクかき氷も販売されるとのこと。こちらもおいしそう!

米国パビリオンのバーガー

米国パビリオンを見終わった後、出てくるとすぐにレストランがあります。展示物を見なくても利用可能とのこと。16時前だったのですが、遅いランチ+早めの夕食ということで、こちらで食事をとります。

Burger, fries and tea

注文したのは、スパーク・バーガー、アイダホフライ、ハワイアンマンゴーピーチティー。パテがとても肉肉で美味しかったし、ポテトについてるソースもおいしかった。アイスティーも香りが良くてとてもよかったです。

帰宅

18時になったので、自宅へ帰ります。4日間とても楽しく遊ぶことができました。色々言われていたけれど、何も文句言うようなことはなく、それぞれのスタッフさんや警備の皆さん、そのほか万博で働く皆さんがとても気持ちよくお仕事をされていたので、私も楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。

さて、この4日間の記録は、2025/5/24〜5/27までのものです。状況が変わっていると思いますし、飲食店のメニューも変わっているかもしれません。情報は新しいものを選びつつ、万博を楽しんできてくださいね。