2日目の午前中は、マリメッコ本社で買い物とランチをしてきました。
その後、午後はポルヴォーという街まで日帰り旅行をしてきました。
ポルヴォーって?
ポルヴォー(Porvoo)は、ヘルシンキから東に高速バスで1時間ほどのところにある街です。
フィンランドでも2番目に古い街とされていて、旧市街では木製の家や建物が並んでいるのが有名です。
過去の戦争の影響で、この地にはスウェーデン系の人が多く住んでいるそうです。
バスターミナルでチケット購入〜バス乗車
ヘルシンキ中央駅から、カンッピ駅(Kamppi)に向かい、地下にあるバスターミナルへ向かいます。
このバスターミナル、場所もわかりにくいし、窓口もわかりにくいし、バス乗り場もわかりにくいです。
ちょっと狭いので、人が多いためによくわかんなくなって…という感じでしょうか。
チケット窓口に行って、「ポルヴォーまで行きたい」といえば、チケットを渡されます。
このバスは、往復割引はないので、ひとまず片道チケットを€9で購入します。
一番近い時間のポルヴォー行きのバスを電光掲示板で探し、乗り場を見つけます。
乗り場は、いろんなところから戻って来るバスの関係で、いろんな乗り場から発車するため、電光掲示板をしっかり見ておかないといけません。
20分ほど並んでいたら、バスが来たのでチケットを見せて乗り込みます。
バスチケットは、運転手さんから直接購入できることをここで知ります。
窓口へ行くよりは、運転手さんに「ボルヴォーまで」って伝えて運賃を支払った方が早いですね。
もちろん、クレジットカードが使えます。
バスに乗車して周りを見ると、USBポートがありスマホの充電が可能です。
Wi-Fiも飛んでいるので、インターネットも利用ができます。
バスに揺られること1時間、目的地のポルヴォーへ到着です。
OLD TOWNへ
バス停から、「OLD TOWN」と書かれた方向へ300mほど向かうと、かわいいパステルカラーの建物がたくさん見えてきます。
この辺りは舗装された道路でしたが、民家近くでは石畳の道が多かったです。
石畳の道でも車はビューンと走ってきますし、ぼんやりしていると足を捻挫しそうな道なので、歩きやすく動きやすい靴で行きましょう。
ポルヴォーの観光サイトなどを見ていると、河岸の木製倉庫の写真がよく使われています。
ここがその河岸の木製倉庫ですが、撮影する人でいっぱいでした。
観光客が多く来るところのようですが、アジア人は少なく、ヨーロッパの旅行者が多かったようです。
対岸の民家っぽい建物も可愛い。こちらは新市街地の方面だったようです。
旧市街地の坂を登りきったところにあった建物もいい雰囲気。
2時間ほど歩いて、ちょっとお茶したくなったので、カフェに立ち寄りました。
コーヒーとルーネベリタルトを注文すると、ポットにたっぷりのコーヒーとかわいらしいルーネベリタルトが出てきます。
ルーネベリタルトは、甘い生地の中にもジャムがたっぷり入っているので、甘くない飲み物と合わせるのがオススメです。
ルーネベリタルトは、フィンランドの伝統的なお菓子ですが、ルーネベリというポルヴォーを代表する詩人がいて、甘いものが好きなルーネベリさんのために奥様が作った最初と言われています。
フィンランドでは、1月後半からルーネベリの誕生日である2月5日までカフェやケーキ屋さんで食べたり買ったりできるそうなのですが、ここポルヴォーでは1年中提供しているカフェがいくつかあるんです。
私が伺ったのは、カフェ ヘルミ。
店内は混雑していましたので、撮影しませんでしたが、とてもいい雰囲気のお店です。
ルーネベリタルト以外のケーキも多くありましたので、ルーネベリタルトに興味がない人にもオススメのカフェです。
公式サイトでお店の様子も見れますので、興味のある方は見てみて!
カフェを出ると16時を過ぎていたので、バス停へ向かいます。
バス停に着いたらちょうどヘルシンキ行きのバスが来ていたので、飛び乗って運転手さんに運賃を払い、座席へ着きます。
帰りも€9でした。
高速バスのルートによって料金が違うと聞きましたが、私は往路・復路ともに€9でした。
帰りも1時間ほどでヘルシンキに到着。歩き疲れたので、適当な食べものを購入してホテルに戻ります。
観光時間の目安
ポルヴォーは旧市街だけの散策であれば、3時間もあれば十分だと思います。
人によっては、朝食後にバスに乗って来て、お昼ご飯はヘルシンキで食べるという弾丸の人もいるようですので、そんなに時間は必要ないと思います。
でも、景色がとても美しいので、観光をしに来る価値は十分にあると思います。
※この記事は、過去に投稿したものを再編集し、新たに投稿した記事です。