Go To トラベルを使って道後温泉に行ってきた

2020年11月中旬にGo To トラベルを利用して、愛媛県松山市にある道後温泉へ行ってきました。旅行の少し前から新型コロナウイルスの感染者が増えてきて、どうしようかと思ったものの、在宅勤務で人の多いところにほとんど行っていないし、ひとり旅で大声で喋るわけでもないし…ということで、基本的な感染症対策をしながら旅をしてきました。

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旅の予約について

今回の旅は、GO TO トラベルの制度を利用しましたが、JALのマイルやe JALポイントを使いたくて、珍しくJALパックを利用しました。同一エアライン+ホテルでも、他の旅行予約サイトの方が少々お得でしたので、JALパックでなければならないことはないものです。私の場合、3日の旅行で諸々割引がされて26,000円ほどの旅行代金のうち、現金を使ったのは10,000円程度で済んでいます。そこに、地域共通クーポン(電子クーポン)が6,000円分付いています。何のお土産買おうか!とワクワクできる金額ですよね。

そして、旅行前には「新しい旅のエチケット」と「新しい旅のルール」をよく読んで、旅行に備えました。

各所の感染症対策について

GO TO トラベルは新しい生活様式を定着させる目的もあるため、個人や事業者も感染症対策を適切に行い、自分も周りも安心して旅行をすることが一番大切なことです。この認識なくして旅行をすることは、感染者を増やすだけでなく、経済対策にもならないということになると思っています。

今回の旅行中にもマスクをするという人は多いものの、同行者と飲み物を飲みながら(マスク外してる)喋り倒すとか、飲食店で大声で喋るとか(飲酒すると声が大きくなる人いますよね)、他人の真後ろに立つとか、専門家が口を酸っぱくして伝えてくれている感染症対策を個人的解釈で行っている人も多く見受けられました。相手を思いやる気持ちを持ちつつ、新しい生活様式で過ごしていきたいものですよね。

さて、個人はそれぞれがしっかり考えてもらうとして、いろんなところの感染症対策をメモしておきます。

空港へ行くバス、空港から市街地ヘ行くバス

いわゆる空港へ向かったり、空港から移動したりするリムジンバスですね。

今回のエアラインは、朝7時台に出発するものだったので、近所から出発する羽田空港行きのリムジンバスを利用しました。そして、松山空港から松山市内〜道後温に行くのもリムジンバスを利用しました。

いずれのリムジンバスも、通常の交通機関と同様に体温検査はありませんでした。座席については、左右の最前席は座らないようアナウンスされており、座れないようロープが貼ってありました。羽田空港行きは満席に近く、隣席に知らない方も座ることになっていますが、話をするわけではないので、感染リスクは低いものです。

羽田空港

空港も駅などと同様に体温チェックなどはありませんが、保安検査場の入口付近に体温チェックする機械が置いてありました。アルコール消毒液は入口付近などにありましたので、利用しました。

なお、羽田空港はそれなりに人が多かったため、普段は利用しないのですが、JGCのチェックインカウンターを利用したため通常のチェックインカウンターの状況はわかりません。JGCのラインは一定の間隔を空けて並び、チェックインをしていたので、密になるような感じにはなりませんでした。

搭乗前のエリアでも、ベンチは間隔を空けて座るようになっているため、密にならないよう通常の対策がされています。

松山空港

アルコール消毒液は置いてあり、体温を測る機械は…見ていません。多分、あったと思うのですが、しっかり見ずにアルコール消毒して通過してしています。

空港内の飲食店もお土産物売り場も、アルコール消毒液が置いてあり、一般的な対策はされていました。

飛行機

飛行機へ搭乗時も乗客間をしっかり取るようにアナウンスされます。搭乗後、通路に人が並びますが、距離は取られていません。ただ、会話があるわけではないので、感染の恐れは低いものと思われます。

飛行中の飲み物のサービスは、以前と同様のものでした。ただ、CAの皆さんはゴム手袋をして対応されていました。紙コップの回収時は意味のあるものだと思いますが、提供時にはあまり意味はないのですけれどね。

飛行機を降りる際も、通路に人が密になってしまいます。感染症対策として、無駄な会話を慎むことを意識したいですね。

松山市内の飲食店

チェーン店などでは、非接触型の体温計で体温チェックがあり、入口でのアルコール消毒を求められます。個人店では、体温チェックはなかったお店もありましたが、アルコール消毒は行います。

席の距離を広くとっていたり、一部の席を使用禁止としているお店もありました。一般的な感染症対策をしているお店が多く、安心して利用できました。

松山市内の観光地

多くの観光場所に行ったわけではありませんが、美術館や松山城、萬翠荘などは、アルコール消毒をし、非接触型の体温計での体温チェック後、居住地と電話番号、氏名の記載を求められました。もし、感染者が発生した場合は個別に連絡がくるような仕組みにしているとのこと。

なお、愛媛県ではLINEを使い、県独自の接触確認システムを作っていました。利用者もなるべく利用してくださいね、というレベル感ではありましたが、LINEを使っている人はなるべく参加されると良いのではないかと思いました。

www.pref.ehime.jp

道後温泉本館・別館

市内の観光地と同様に、アルコール消毒、体温検査の後に、居住地(都道府県)と電話番号、氏名の記入を求められます。

また、私が利用した時は混雑していなかったのですが、混雑を避けるために人数制限がされています。整理券が配られる時間や夕方で札止めとなることもあったので、時間に余裕を持って利用する必要がありますね。

温泉の脱衣所も距離を保てるよう、使用できるロッカーに制限がかかっている状況です。そして、受付でビニール袋を渡され、脱いだ衣類は必ずその袋に入れてロッカーに入れるルールになっています。そして、その袋は持ち帰り、適切に処理するよう指示されます。服についているウイルス対策もされていますので、安心して温泉に入ることができますね。

道後温泉の周辺

お土産物店などの感染症対策としても、入口でのアルコール消毒のお願いなど通常のお店での感染症対策と同じようなもので、レジ前での距離も適切に保つよう指示がされています。どうしても混雑しているお店はあるので、混雑しているお店には入らない、入る場合も大声では話さないなどの個人個人が気を付ける必要があると感じました。

私も人の少ない時間帯にお土産物店を利用し、地域共通クーポンを使い切って…というか、それ以上にお土産を購入してきました。愛媛県ってみかんジュースや柑橘のジャム、じゃこ天などおいしいものが多いですもんね。いっぱい買って、楽しんでます。

その他、道後温泉周辺は公衆トイレが多くあります。とてもキレイで、利用しやすいトイレが多かったです。また、トイレ内に「蓋を閉めて流してください」と注意書きがしっかりされていて、街全体で感染症対策をされていることがわかります。

新しい旅のエチケットを意識

それぞれの事業者ががんばって感染症対策をしています。それぞれの事業者のがんばりと、利用する個人のがんばりで、経済対策になるのだと思っています。「自分は感染者じゃない」という謎の自信はなくして、自分も相手も安心できる行動をして、新しい生活をしていきたいものですね。

国も「新しい旅のエチケット」と「新しい旅のルール」をわかりやすくまとめてくれています。よく読んで、これからも楽しい旅行をしましょうね!

goto.jata-net.or.jp