8月上旬に広島県の宮島に遊びに行きました。山口県出身のため、広島には何度か旅行をしたし、宮島にも行ったことはあったのですが、泊まりで行ったことがなかったので、今回は宮島に宿泊をしてみました。
まずは宮島に渡る前の腹ごしらえ。あなごめしといえば「うえの」と言われるので、ランチをしてきました。
あなごめしうえの 宮島口本店
「あなごめしうえの」は、あなごめしの弁当が有名ですが、併設されている食堂で出来たてあなごめしを食べることができるのです。休日のお昼時となれば非常に混雑して並ぶ…ことでも有名です。
アクセス
JR宮島口駅からなら地下通路を通って、広電宮島駅口駅からならJRの駅に向かって、いずれも徒歩で1〜2分です。
お店の外観は冒頭の写真ですが、上部にある黄色い看板が一番の目印でしょうか。以下の写真は、JRの駅から地下通路をでたあたりで撮ったものです。
店頭の「あなごめしうえの」と書かれた看板側がお弁当の販売と食堂になります。左側の「上野商店」と書かれた看板側は、2階のレストランの他人吉(タニキチ)の入り口であり、あなごめしうえのの待合にもなる場所の入り口です。
2階の他人吉は、電話予約をされた方が良いお店ですね。私は、今回は食堂を利用しましたので、上野商店には入っていません。(が、雰囲気のよい待合ですし、他人吉のお部屋も素敵なので、今度行く!)
いざ、食堂へ
食堂の営業時間は、10:00〜19:00(水曜は18:00)。東京から向かうと新幹線にしても飛行機にしても、朝一の便であれば10時〜10時半頃には到着できる距離です。(大雑把)
私は、新幹線で向かいました。朝6時東京駅発ののぞみ1号に乗り、広島駅に向かいます。この日は平日にも関わらず、自由席は満席とのこと。8月の新幹線は夏休みということもあり、出張の会社員も含めると早朝にも関わらず、大変混雑しますね。私は指定席を取っていましたので、軽く朝食を摂り広島駅まで寝てきました。
広島駅には、9:49着。広島駅からはJR山陽本線に乗り換え、宮島口駅までは約30分。
「よし!10時半頃には着くな!」
と思っていたのに、山陽本線まさかの車両点検のため20分の遅延。まじかーと思いつつ、いまさら広電に乗り換えるのもめんどくさいので、そのまま電車を待ちます。
25分遅れの電車に乗り、移動します。地元の人、近隣の旅行者(方言から判断)も乗車しているものの、外国人も非常に多く乗車していました。外国人はみんな宮島かなーと思っていたのですが、途中下車される方も多く、広島の海外向けアピールは非常に成功しているのだなーと関心しました。
さて、遅延が発生した山陽本線ですが、10:55に宮島口駅に到着します。並ぶかな…と思いながらうえのさんへ向かったところ「満席」の文字が。。。
窓口に声をかけると、ちょうど席が空いたようですぐに通してもらえました。
メニュー
壁に書かれたメニューを見て注文をします。私の目当ては「あなごめし」一択。(このメニューの右側には飲み物が並んでいます)
うえののあなごめしは、3つのサイズがあります。
- 小:ごはんもあなごも少なめサイズ
- 上:基本のサイズ
- 特上:ごはんの量は「上」と同じで、あなごの量が多めのサイズ
ここまで来たので、私は「特上(ごはん少なめ)」を注文します。
注文後は目の前に貼ってあった「あなごめし弁当のレッテル(パッケージ)」を眺めていました。こちらは大正時代のもののようです。
レッテルを眺めていたら、あなごめしが提供されます。
あなごめし 特上 2750円
香ばしいいい香りをまとって、あなごめしが届けられます。
西日本は基本的にあなごやうなぎは、焼いてしまいます。(関東は、一度蒸しますよね)こちらの穴子も、直火でジュッと焼いてから、タレをつけているので、大変香ばしいいい香りがします。
蒸さずに焼いているので、弾力が感じられる歯ごたえです。穴子とごはんには、甘すぎないタレが控えめにかかっています。
香りがよいプリップリの穴子をモリモリ食べながら、「ごはん少なめにしたのに、普通の盛りだな」と思っていましたが、しっかり食べきってしまいました。
少なめの注文でも180gくらいあったので、体調面を考えてごはんの量を控えている人は「少なめ」ではなく、「半分」でと伝えてもいいかもしれませんね。
あなごめしには、お味噌汁とお新香が付いています。またお茶も適宜追加してくれて、混雑しているのに、目の行き届く接客をしてくださるお店でした。人気なのは、おいしさだけではないんですね。
このあなごめし、タレの感じからするとお弁当でも十分楽しめそうです。冷めても気にならない味だと思いますので、次に広島に行った時には、弁当も買ってみようかなと思います。
ちなみに、お弁当は宮島口本店だけでなく、広島三越でも購入可能です。廿日市市の方まで行かなくても広島市内で購入可能なのは便利ですねー。
あなごめしに満足したので、宮島のほうへ渡ります。