2月中旬、勤務先の規程により連休を取得する必要があったため急遽平日がお休みになりました。昨秋の台風19号の被害の大きかった地域へちょっと行ってみようかと思い、今までちゃんと行ったことのない、長野県へ足を運ぶことにしました。
まずは上田市へ行こう
今回の旅が決まる少し前に、台風19号のふっこう割が始まっていたのですが、複数人数での一定額以上の利用がほとんどだったため、ひとり旅は対象外だったので、行ってみたいところに適当に行ってみるか!となりました。
そんなわけで初めての北陸新幹線に乗って、上田駅に向かいます。
平日の東京駅7:52発、はくたか553号に乗ります。自由席でいいかーと思ったのですが、ちょうど出張の人が多いようで、指定席をとります。3列シートの真ん中しか空いていないくらいの混雑ぶりです。多くが高崎駅あたりで下車されていますので、自由席でも問題なかったかもしれませんね。
上田駅へ
9:17に長野県の上田駅に到着します。
うん、暖かいね、長野県。この日、上田市の最高気温は20℃近いと予報されている日だったので、非常に暖かかったです。2月なのに!
まだ9時台なので、ちょっと町歩きをします。
眞田神社へ
上田駅から徒歩10分ほどで、上田城跡公園へ向かいます。何年か前にNHK大河ドラマ「真田丸」のモデルになった真田信繁(幸村)が関係するお城なのですが…、私は歴史にも大河ドラマにも関心がないのでお城はスルーして、目についた神社にひとり旅の無事をお祈りしに向かいます。
上田城本丸跡にある眞田神社は、歴代の上田城主(真田氏・仙石氏・松平氏)を御祭神としています。徳川軍との2度の合戦でも落ちなかった上田城にちなみ、合格祈願をやっているとのこと。私は合格祈願はあまり関連がないのですが、いつもの平穏無事であることの感謝とこの旅の無事をお祈りしておきました。
参拝の後は、少し神社の中を歩きますと、眞田井戸があります。この井戸からは抜け穴があって、そこから城兵の出入りや兵糧を運び入れることができたと言われているそうです。ジメジメしてそうですね。
眞田井戸の先には、本丸西櫓があります。
櫓より、天気の良さに感心します。
入口の鳥居の近くには、真田信繁(幸村)公大兜があります。
これは真田丸放映時には人気だったのでしょうか?
これらの詳細は、眞田神社の公式サイトをご確認ください。
上田市立博物館
神社へ参拝した後は、近くにある上田市立博物館へ行きます。
ちょうど企画展の「上田のひな人形」をしていたので、それを観に行きます。
観覧料は、300円。300円で、隣接する別館(ここに真田丸関連の展示がある)の観覧もできます。江戸時代や明治時代のひな人形が展示されています。100年以上経っているというのにお顔は美しいまま。着物も色褪せていますが、素材の美しさはわかるものでした。
企画展以外は、上田市の歴史などがわかる展示物が多かったです。建物が古く、エレベーターなどはないので、階段の利用がつらい人には向かない博物館ですが、歴史を知りたい人には良い施設ですね。お休みや開館時間などは公式サイトで。
街歩きで登録有形文化財を眺める
上田駅前に登録有形文化財の建物があります。「みすゞ飴本舗 飯島商店」の上田本店は、国登録有形文化財に指定されています。
美しい建物ですね。本店では、「できたて」のみすゞ飴が購入できるのですが、旅は始まったばかりなので荷物は増やせません。
入口横の看板にはかわいいみすゞちゃんが描かれています。
みすゞ飴のできたてが気になる方は是非、行ってみてください。建物の内部も素敵です。
お昼ごはんは「東都庵 駅前店」でおそば
信州といえば蕎麦ということで、長野旅行の最初の食事はお蕎麦にすることにします。この日は木曜日。何店舗かお休みだったので、上田駅にいちばん近い「東都庵 駅前店」に行ってみることにしました。
駅の近くのビルの地下に4軒ほどの飲食店が入っていて、一番奥の方にあるのが「東都庵 駅前店」です。入口横でそば打ちをしているところが見学できますが、さっさと入って注文します。
メニューはこんな感じ。
上のメニューの「六文銭そば」がとても気になったのですが『蕎麦の量は少し多めです』の言葉に怯み、上天せいろを注文します。10分かからないくらいで、上天せいろが出されます。
普通のお蕎麦にしては、量が多い(東京比)と感じます。蕎麦はコシ強めで、歯応えがあるお蕎麦でした。天ぷらもサクッとしていて、油っぽくなくておいしかったです。やっぱりお蕎麦はちょっと多くて、お腹いっぱいになってしまいました。
こちらは蕎麦専門の居酒屋という感じなので、夜はお酒も豊富だとのこと。郷土料理の馬肉の提供もありますので、夕飯に利用するのもおすすめですね。
お腹いっぱいになったところで、今夜の宿泊地へ向かうことにします。