自宅でスコーンを焼いてみた〜クリームティーを楽しむ〜

私の好きな食べ物のひとつはスコーンです。以前、スコットランドに行った時も食べまくりましたが、去年ロンドンに行った時も何度か食べました。でも、日本ではあまり英国タイプのスコーンを見かけないので、自分で焼くことを覚えました。

ゴールデンウィークは旅人はせず(高いもんね)、スコーンを焼いて昨年のロンドン旅行を思い出しながらクリームティーを楽しんでいたので、はてなブログの今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」として、記事を書いてみました。

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スコーンとは…

スコーンは、スコットランドで生まれたパンの一種で、フワフワの柔らかいものから、ゴツゴツの硬いものまで色々あるのも特徴ではないでしょうか。スコットランドで生まれたスコーンですが、今はイギリス全土で食べられていて、カフェではスコーンと紅茶のセットが「クリームティー」と呼ばれています。

ちなみにスタバとかで見かけるスコーンはアメリカのスコーンで、イギリスのスコーンと比べて甘さが強いのが特徴です。アメリカンスコーンはスーパーとかでも見かけるのですが、甘過ぎて…。なので、私はイギリスの甘さ控えめで、クリームとジャムをたっぷり乗せて食べるスコーンが好きなんです(結局甘くしている)。

自宅でスコーンを焼いて食べる

イギリス風のスコーンは自宅で焼いて食べることができます。「パン」だけれども、発酵とか不要なので、40分くらいあったら焼きあがるので、気軽に作ることができます。

私がこのゴールデンウィークに作ったスコーンのレシピを公開してみましょう。私が作るのは、ゴツゴツ系のスコーンです。フワフワ系のスコーンが好きな人は卵入りのスコーンのレシピを探してみてください。

材料

まずは材料です。この量では、5cmの型で抜いて2〜3個くらい、1〜2名分のスコーンが焼けると考えてください。もうちょっといっぱい作りたい場合は、掛け算しちゃえばOKです。

  • 小麦粉…100g
  • ベーキングパウダー…5g
  • バター(常温において柔らかくしたもの)…20g
  • 砂糖…25g
  • 牛乳…40mL

バターは無塩が基本ですが有塩でも大丈夫です(私はたいてい有塩バター)。バターがなかったり、柔らかくするのがめんどくさい場合は、マーガリンでもOKです。あと、バター多めの方が好きな人は、30gでも問題なく作れます。ただ、バター多めにした場合は、生地がしっとりしてしまうので、牛乳は少し少なめにしてくださいね。

ここまで読んだ方はお分かりだと思いますが、適当でいいんです。基本の作り方だけ守れば、ゴツゴツ系のスコーンがさっくりと焼きあがるはずです。

作り方

材料を用意したら、作り始めましょう。材料はこんなもんです。

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  1. オーブンを200℃に設定して温めます。
    うちにはオーブンレンジしかないので200℃が上限ですが、しっかりしたオーブンがある方は、220〜250℃くらいに設定して、焼き時間を短めにしてもらえればいいと思います。
    ★量が多い場合、慣れてない場合は、型抜きをする辺りでオーブンにスイッチいれるくらいでちょうどいいかもしれません。
  2. ボウルに小麦粉とベーキングパウダーを入れてよく混ぜる
    気が向いたら、ふるいにかけてください。ふるいにかけなくてもいい感じに焼けたので、洗い物を少なくする主義の方は、混ぜればOK!
  3. 2のボウルに柔らかくなったバターを入れて、すり合わせるように混ぜる
    ここ、大事なポイントです。「すり合わせるように混ぜる」と言うのは、両手や指先で粉とバターを挟み、スリスリと手をすり合わせるようにしてパラパラの状態にしてくものです。

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    しっとりと粉チーズのような状態になっていますが、わかりますか?
  4. 3に砂糖を入れて、混ぜます。
    レーズンなどのドライフルーツを入れる場合は、このタイミングで混ぜます。
  5. 4に牛乳を入れて、まとめます。
    ここは素早くやりましょう。粉っぽさがなくなる程度で大丈夫です。こねすぎるとしっかり膨らみません。

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  6. 5の生地を1.5cmくらいに伸ばし、型抜きをします。

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    麺棒を使って伸ばすのもいいですが、手のひらで平たく伸ばせばOKです!
    それとここはしっかり切れる型抜きを使ってください。以前、コップで型抜きしたら、全然膨らみませんでした。笑
    スコーンのために5cmの型抜きを買ってきましたが、型抜きがない場合は、包丁などでカットした方がいいと思います。三角や四角のスコーンって、作りやすいですよね。
  7. 予熱しておいたオーブンで、20分焼く
    気温やオーブンの種類によって焼き時間は変わります。高めの温度で焼ける場合は、10〜15分あれば十分ですし、うちのように200℃までしか上げられないオーブンレンジの場合は、25分くらいかかることもあります。
  8. ベリー系のジャムとクロテッドクリームをたっぷり乗せて食べる

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    冷めてから食べるのがイギリス風ですが、アツアツのスコーンもおいしいです。

うーん、あまり膨らみませんでしたね。ベーキングパウダーがちょっと古かったので、それが原因かと思います。このレシピであれば、もう少し膨らみます。また今度焼き直してみようと思います。

クリームティーを楽しむ

紅茶を入れて、クロテッドクリームたっぷり乗せたスコーンを食べましょう。

今日のクロテッドクリームは、以前の英国展で大人買いして冷凍してあったものです。日本でクロテッドクリームは、中沢フーズや十勝しんむら牧場で製造販売されていますね。

クロテッドクリームがなかったら、バターをそのままつけてもいいし、ホイップクリームもおいしいです。

ジャムはベリー系がおすすめ。今日はラズベリージャムにしましたが、イチゴジャムが最高だと思っています。イギリスのマッカイのジャムがオススメです。

あとは、ハチミツやメープルシロップもオススメです。

ちなみに、スコーンを乗せたプレートは、アラビアのエステリです。英国ブランドのプレートがうちになかったので、フィンランドブランドのものを使いました。でも、これかわいいでしょ?

そろそろゴールデンウィークも終わっちゃいますね。時間がある方は、ちょっとだけイギリスのティータイムを楽しむべく、スコーンを焼いてみてはいかがでしょう?
お天気も良いので、お庭があれば外でクリームティーもいいのでは?

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」