新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言が2020年4月7日に発出されてから、約3週間。まだまだ予断を許さない状況が続いていますが、経済も停滞しており、様々な業界が苦しい思いをしていることから、色々な支援、サポート制度ができています。
今回は、旅好き向けと思われる【種プロジェクト 旅館サポーター制度】を紹介したいと思います。
種プロジェクト 旅館サポーター制度
旅館サポーター制度は、新型コロナウイルスの影響により、予約が大量キャンセルされたり、新たな予約が入らなかったりと窮地に立たされている旅館に対し、「将来泊まりに行くから今お金を払っておくね」と宿泊費の一部を前払いする制度です。
この制度で前払いされたお金は、宿泊客がいなくても発生する、旅館の維持費や働く人のお給料などに使われるようです。いつか泊まりたいな、また泊まりたいなと思っていた旅館が、新型コロナウイルスのせいでなくなってしまったら、とても悲しいですよね。
前払いできるお金は、一口5,000円から。「今度、泊まりに行きますね!」のメッセージとともに将来の宿泊料金を前払いし、【サポーター前払証書】を発行してもらいます。このサポーター前払証書の有効期限は、発行から3年間です。
発行してもらってから3年以内に、その旅館に行けば良いので余裕がありますよね。きっと、あと少しでこの騒動も落ち着き、のんびりと温泉旅館などで過ごせる日も近いと思います。ぜひぜひ、この制度を利用してみてください。
詳しくは、種プロジェクトのサイトをご確認くださいね。
参加している旅館を少しだけ
2020年4月27日時点で、49件の旅館が参加しています。ここからは、私が気になった旅館をピックアップしてみようと思います。
山形県 肘折温泉|つたや肘折ホテル
山形県にある肘折温泉は、温泉郷の旅館の全てが5/10まで休業されることが決まっています。肘折温泉は、1200年の歴史のある湯治温泉。
その中の1軒である、つたや肘折ホテルが種プロジェクトに参加されています。これからの時期は、山菜が楽しめるんではないでしょうか。湯治のために、数泊してみるのも良いですよね。
<公式サイト>
群馬県 草津温泉|草津スカイランドホテル
群馬県の草津温泉、恋の病以外はなんでも治すと言われています。草津温泉の泉質は大変よく、浸かりすぎに注意をする必要がある温泉です。
草津温泉の草津スカイランドホテルも種プロジェクトに参加中です。湯畑まではちょっと距離はありますが、静かでアンティークで良い雰囲気のホテルだと思います。
<公式サイト>
新潟県 栃尾又温泉|自在館
新潟県にある栃尾又温泉もまた湯治で有名な温泉地です。全国有数のラジウム泉でぬる湯にじっくり浸かる「長湯」ができる温泉として有名ですね。こちらも5/6まで、栃尾又温泉全体でおやすみになっていますが、落ち着いたら湯治をしに長湯をしに行きたいところです。
栃尾又温泉の中でも(私の中で)有名な自在館も種プロジェクトに参加中です。お食事は湯治食ですが、おいしいことでも有名です。
<公式サイト>
他にもたくさんの旅館が参加中です
私がピックアップしたのが湯治温泉ばかりなのは、なんとなく調子が悪いから。普段は近場の日帰り温泉に行ったり、マッサージに行ったりと体のケアをしているのですが、外出自粛中はどれもできなくなりました。なので、今とても温泉に行きたい!腰が痛いから湯治温泉だろう!となり、湯治温泉ばかり見てしまいます。
もし、あなたが行きたい、サポートしたいと思う旅館が掲載されていない場合は、そっとこの種プロジェクトをお伝えしてみてください。もしかしたら、参加してくれるかもしれませんよ。
それからお願いです。人気ブロガーさん、ぜひ種プロジェクトを記事にしてください。私の記事じゃ人は集まりません。笑
そろそろ緊急事態宣言の期限とされる5月6日がきます。でも、今の状況だともう少し外出は自粛したほうがよさそうですよね。みんなが元気よく、ウロウロできるようになるまで、みなさんもお家にいましょうね。そして、経済活性化しようぜ!ってなったら、みんなで旅に出ましょう。海外に飛びたい気持ちもあるのですが、しばらくは国内旅行をして、国内の経済が潤うよう私も頑張って稼ぎたいと思います。
※このページは、2020年4月27日時点の情報で書かれたものです。最新の情報は各サイトでご確認ください。