金沢城公園で、ボランティアガイドさんと話し込みすぎてたら、もうお昼に近くなってました。
帰る前にランチしてきます。
FUMUROYA CAFÉ 香林坊大和店
ランチをしに行ったのは、加賀麩 不室屋が運営するFUMUROYA CAFÉ 香林坊大和店です。
ここのお店を選んだのは、麩が食べたかったことと、荷物を預けてるホテルの隣のデパート内だったから。
立地は大事ですね。
11時半頃にお店に到着したころには、まだお席に空きがありました。(日曜日です)
お席についてから、加賀棒茶とふやき御汁弁当を注文します。
加賀棒茶
ここでは、加賀棒茶はポットサービスで提供されます。
加賀棒茶はほうじ茶です。
一般的なほうじ茶は茶葉を焙煎して作られますが、金沢では葉を取り除いた茎の部分を使ってほうじ茶を作っており、見た目から棒茶と呼ばれています。
香りがとてもよく、香ばしすぎないのも加賀棒茶の特徴でしょうか。
お茶受けは「おやつ麩」でした。ちょっと甘くて、ふわふわの口どけで面白い食感です。
食事前に安心するお茶タイムになります。
ふやき御汁弁当
お茶タイムを楽しんでいると、食事が運ばれてきました。
小さなお品書きもついてきます。
左上の椀は治部煮でだいたい麩でできていますが、鶏肉がはいっていました。
お弁当の中も、魚っぽい麩やお肉っぽい麩が入っていて、同じ麩なのに食感や味が違って面白いなと思いながら食べていました。
ご飯は五穀米ですが、白米中心なので白米ラブな人でも大丈夫なご飯かと。
汁物はふやき五色汁で、お味噌汁とすまし汁から選択できました。
真ん中のトング付きの容器には、生麩のしぐれ煮。牛のしぐれ煮のような味付けで、甘辛く、生姜がきいておいしかったです。
主に麩なお弁当でしたが、乾燥麩も生麩もいろいろな形で提供されているので、飽きることなくおいしく食べることができます。
お野菜もいいアクセントになっているんでしょうね。
FUMUROYA CAFÉでは、車麩のカツレツランチや生麩と豆のカレーランチなどもありました。
もちろん甘味として、パフェや麩がはいったぜんざいなどもあり、ときどき通いたいなと思えるメニューです。
サイト
加賀麩 不室屋の公式サイトで、FUMUROYA CAFÉの詳細も確認できます。
ちなみに東京のミッドタウン六本木のサントリー美術館に併設されているミュージアムカフェは、加賀麩不室屋さんのプロデュースです。
ふやき御汁弁当も六本木で食べることができますので、東京にお住いで気になった方はぜひ。
サントリー美術館は、独自のおもしろい美術展も多くて、けっこう好きですが、ミュージアムカフェも好きです。
お腹もいっぱいになったところで、もう少しだけ時間があるので歩くことにします。