ランチを終えて、飛行機の時間までもうちょっと余裕があったので、見学したいところに行くことにします。
金沢市老舗記念館
前日の武家屋敷通りなどを歩いていて、ちょっと気になった「金沢市老舗記念館」に行きます。
金沢市老舗記念館は、藩政時代からの薬種商であった「中屋薬舗」の建物を金沢市が寄付として受け、伝統的町民文化の展示施設として開館した施設です。
外観を見て、ちょっと寄りたい!でも武家屋敷に行きたいとなってしまい、前日に寄るのを諦めた場所でした。(そして外観の写真はとってない)
施設案内
開館時間は、午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)です。
休館日はありませんが、展示切り替えや資料などの整理のためお休みすることもあるようです。
観覧料金は、100円。高校生以下は無料です。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
店舗の様子
100円を払って中に入ります。昔の建物で、2階建のわりには天井も高く、圧迫感のない建物でした。
まずは薬屋さん時代の展示です。
中央の黒い長細いものは、水牛の角。何に効くんだろう?というものが昔の薬局には並んでますね。
以前、エストニア旅行をした時にエストニア最古の薬局を訪れたときのことを思い出します。
興味がありましたら、以下の記事をどうぞ。
こちらは、薬草の展示。今も漢方として使われていることの多い薬草なので、なじみのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
加賀花てまり作品展
企画展もやっています。ちょうど開催中だった「加賀花てまり作品展」が心ときめきました。
どれも美しいてまりです。
元は、娘が嫁ぐ際の魔除けとして持たせたものだそうですが、現在は伝統工芸品として受け継がれているとのこと。
美しいですねー。
欲しかったのですが、どこで売られているのかわからず…空港に売ってたらよかったのに、なかったんですよね。。。
その他の展示
結納のときにつかう加賀水引や伝統菓子で作られた花神輿など、金沢の豪華さをうかがい知ることができるものが展示されています。
お庭も眺めることができました。縁側に座って眺めるもよし、実際にお庭の散策に出てもよしと自由に見学できました。
こちらは観光客も多くないため、とてもゆっくりと過ごすことができました。
2階では、金沢老舗百年展として、金沢で100年以上続いている老舗で使われてきたさまざまな道具が展示されていました。
お店の看板や服、過去に使われていた仕事道具などが展示されています。
こちらの展示は年に3回の入れ替えがあるそうです。
結局、金沢老舗記念館では1時間ほど滞在しました。(てまりを3回くらい見に行った)
この後、ホテルに荷物を取りに行き、ホテル近くのバス停から小松空港へ向かいました。