「どこかにマイル」で、北海道の帯広に旅してきました。とかち帯広空港についてすぐにタクシーで向かったのは、紫竹ガーデンです。
紫竹ガーデンとは
紫竹ガーデンは、十勝平野の田園地帯に広がる広大なお花畑です。社長の紫竹昭葉さんが「一日中、花と遊んでいたい」の想いで作ったガーデンで、草花だけでなく、木もたくさん植えられていて、春から秋の公開時期はいつ行っても楽しめるガーデンです。
とかち帯広空港から、車で30分ほどの場所にあります。…GoogleMapsで見ても、広大すぎるせいか、田畑が広がっているせいか、よくわからない表示ですね。
営業状況は以下の通りです。
営業期間 | 4月21日〜11月30日 |
営業時間 | 8:00〜18:00 |
定休日 | 期間中無休 |
入園料(花あそび券) | 大人:800円 子供:200円 |
紅葉を楽しむのであれば、11月上旬頃まででしょうか。10月下旬に訪れた時点で、終わりかけという感じでした。
詳しい情報は、公式サイトをご確認ください。
紫竹ガーデンにタクシーで向かう
とかち帯広空港から、紫竹ガーデンまでは空港に待機しているタクシーを使って向かいました。約30分で到着し、約4800円でした。運転免許をお持ちの方は、空港周辺にレンタカー店がいくつかありますので、ぜひレンタカーで。
入場後
入口で入園料金(花あそび券と言います)を払うと、リーフレットとお花の種をもらいます。
いろんな草花の種が入っているので、春になる頃にパッとプランターなどにまくと色々な花が咲くそうです。
入園時に、スーツケースを持っていたのですが、「ロッカーありますか?」と尋ねると、入り口のショップ内で預かってもらえました。
紅葉がきれい
さっそくガーデンの散策をします。パンジーなど比較的涼しくなってもキレイに咲くお花はありましたが、多くの花は終わっています。この時期は紅葉を楽しむのが一番ですね。紅葉とイチョウが並んでいて、キレイでした。
こちらは、白樺並木。とても北海道っぽい風景だなと思いました。
ちっちゃい林っぽい場所も気持ちよかったです。
紫竹ガーデンの良いところは、花が美しいというところだけを見せるのではなく、花の終わりかけも美しい、花が散ってもキレイといった形でそのままにしているところでしょう。ただの放ったらかしっぽいのですが、周囲はキレイに手入れされていますので、ただの放ったらかしとも違うんですよね。
エゾリスとネコ
散策中にカサカサと風とも違う何かの音がするので近寄ってみると、エゾリスが走り回っていました。よく動くので、カメラを構えてもちゃんと写せなかったのが残念です。エリア内の色々なところでエゾリスを見かけました。
ガーデン内の木にトウモロコシの干したものが吊るされているのですが、一部のエリアでは、かなり食べられていました。鳥も多いのですが、サイズ的にリスが食べているんだと思います。
それと、ガーデン内にはネコも散歩していたり、昼寝していたりしていました。警戒心の強い子が多かったので、遠目で眺めていましたが、ガーデン内の人たちとは仲良しっぽいかったです。
そうそう、ここは犬の入園もOKなのです。私が行った日には、会うことはありませんでしたが、ワンちゃんと一緒に旅をしている方には良いガーデンですよね。
帰りもタクシーで
約2時間半ほど滞在しました。通常は1時間〜1時間半くらいのようですが、座り込んでボーッとしたり、リスを追ったりしていたので、結構長く滞在していましたね。
タクシーの配車アプリでタクシーを呼ぼうと思ったのですが、対応エリア外で呼べませんでした…。入り口へ行き、受付にいた方にタクシー会社の電話番号をお尋ねしたところ、「呼びますよ!」と対応していただけました。20分ほどで来るとのことでしたので、ベンチに腰掛けて花を眺めて待ちました。
その時、散策中の方と少しお話をしました。この方は、シーズン券(1000円:年間パスポートみたいなやつ)を持っていて、この日は紅葉を見にきたんだとおっしゃっていました。春はチューリップ、夏は花盛り+鮮やかな緑が楽しめるよ!とのこと。チューリップはかなりキレイらしいので、次はやっぱり暖かい時期に来るといいよねと思いました。この方にはお菓子をいただき、お菓子をモグモグしながらお話ができて楽しかったです。
帯広駅へ向かいます
20分ほど経つ頃、タクシーがきましたので、お別れしてタクシーに乗ります。紫竹ガーデンの方もお客さんものんびりしていて、居心地のよいところでよかったです。
さて、帯広駅へ向かいます。ここから帯広駅までは40分弱というところでしょうか。紫竹ガーデンへ向かう時のタクシーの運転手さんは寡黙な方でしたが、帯広駅へ向かうタクシーの運転手さんはお話好きな方でした。
先日の地震の際には、停電も大変だったけど、電気が止まったためにマンションの水道も止まったりで大変だったと話してくれました。でも、食材の宝庫の北海道なので、各家庭にいろんな作物やら魚やらが保管されているから、食べるものはなんとかなったんですよねーという話をしていました。熊本地震のときも、農業県らしく皆さんが持ち寄って炊き出しをしていたなんてニュースを見ましたが、北海道も同じような感じだったようですね。もちろん、道内の地域にもよるんでしょうし、ご近所付き合いの関係もあると思いますが、これはいいことだなぁと感じました。
地震の話だけでなく、おすすめの観光地などのおすすめや帯広にきた方が良い季節は夏!なんて話をしているうちに、帯広駅に到着します。ちょっとバスターミナルに用事があったので、その付近で降ろしてもらいます。タクシー代は、約6000円でした。
バスターミナルの近くには、鹿の像がありますよ。
バスターミナルへの用事はまた今度。