「十勝川温泉 観月苑」でモール温泉を堪能する

「どこかにマイル」で、北海道の帯広に旅してきました。元気がないと話題の十勝川温泉でモール温泉を堪能してきました。

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バスで十勝川温泉へ向かう

帯広駅バスターミナルから路線バスに乗って約30分ほどで十勝川温泉に到着します。今年度(2019年3月末)まで、路線バス無料キャンペーンをしているので、十勝川温泉に宿泊予定がある方は、忘れずにバスターミナルで乗車券をもらってきてくださいね。

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バスターミナルで乗車券をもらいますが、片道分です。乗車券には真ん中にミシン目が入っていて、降車の際にバスの運転手に乗車券の半分を渡し、残りの半分はホテルにチェックインの際に渡します。私は、この時点で翌日もバスに乗るか尋ねられ、乗りたいと伝えると翌日分のホテルからの無料乗車券を渡されました。(ホテルによってはチェックアウト時にもらうこともあるかもです)往復1,000円分が無料になりました。

十勝川温泉 観月苑

今回、十勝川温泉では「十勝川温泉 観月苑」に宿泊しました。路線バスもホテル前に停車してくれるので、バスを降りたらすぐに入り口というのも便利ですよね。

今回は、宿泊の5日前に選んだので、プランなどは無視してサクッと予約したものです。朝夕のバイキング形式の食事付きのプランというものでした。

ホテルに到着したのは15時ちょっと過ぎで、チェックイン開始してすぐの時間でした。車で到着した方も多かったようで、少し並んでチェックインをしてもらいました。チェックイン後は、案内をしてくれる方にホテル内の食事の場所や大浴場の行き方などの説明を受けながら、お部屋に向かいます。

お部屋は月観デッキ付和室ツイン

案内をしてくれた方が「今年リニューアルしたお部屋です!」と扉を開けてくれたら、入り口からキレイなお部屋が出てきます。

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ひとりなのにツインベッド!!お足元は半畳タイプの畳敷きなので、素足で過ごせます。窓の外に見えるのは、デッキ!

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デッキにはソファがあります。コーヒー片手に本を読みながら過ごしたいですね。

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暖かかったら、ここに座ってコーヒーを飲みたかったのですが、日の傾き方からもわかるように、夕方になり非常に寒かったのでおとなしく部屋に入ります。

ちなみに、デッキからはハーブガーデンが見える…はずが、今年は天候が悪くてハーブの発育がちょっと…だったらしく、十勝川の眺めが良いデッキになっています。

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今年できたハーブガーデンなので、3年くらい経てば、暖かい時期はとても華やかな眺めになるんだと思います。十勝川からはハクチョウの鳴き声も聞こえてきましたよ。

お部屋にはお茶のセットがありますが、お茶はハーブティーでした。

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ティーセットもキレイですが、湯沸しポットもバルミューダのザ・ポットがあっておしゃれ!な感じでした。緑茶も置いてありましたが、おまけ程度のものです。

コーヒー派の人は、ネスプレッソマシンが置いてあります。カプセルは2つ置いてありました。

冷蔵庫にはお水が1本入っていますので、温泉に入る前にはしっかり飲んでおきましょう。

もちろんお部屋にお手洗いもあります。

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洗面台の下に、大きめのドライヤーがあります。その他、シャワールームもありますが…、温泉があるので使いませんでした。

モール温泉に入る

十勝川温泉は、「モール温泉」と呼ばれる植物起源の有機質を含んだ温泉です。十勝川温泉のモール温泉の特徴は、温度が約55〜60℃と高温なところでしょうか。泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、肌はツルツルすべすべになるため「美人の湯」と呼ばれます。

観月苑は、1階に大浴場があります。大浴場行きの専用のエレベーターで降りることができるので、フロントなどを通過しなくて良いのが女性には嬉しいですよね。

内湯には、大きな浴槽の他、ジャグジーや寝湯、歩行湯、サウナと水風呂があります。歩行湯は、かなりぬるーい湯がくるぶしくらいまでの水位になっています。床に小さな丸い石が埋まっていて…2歩ほど歩いて引き返しました。(内臓が悪いのかなぁ?笑)大きな浴槽は、温度が42℃くらいありちょっと熱めのお湯でした。お湯はとてもよく、入ってすぐに肌のツルツル感がよくわかります。

露天風呂は、内湯の大きな浴槽の半分くらいのサイズでしたが、十分な大きさです。開放感のある庭園を眺めながら入ることができます。こちらは外ということもありますが、40〜41℃くらいと感じました。

肌がツルツルになる温泉だと、湯上りにはちょっと乾燥を感じることもあるのですが、モール温泉は乾燥を感じるようなことはありませんでした。真冬の乾燥になるとちょっとわかりませんが、秋くらいの乾燥具合であれば、保湿剤は気にしなくても良さそうです。

観月苑は、日帰り入浴もしているので、脱衣所は広めです。ロッカーも多く、貴重品用の鍵付きロッカーもあります。洗面台も8〜9ヶ所ほどあり、それぞれにドライヤーがついていますので、髪を洗っても大浴場でしっかり乾かして、お部屋に戻ることができますね。

食事はバイキング

宿泊プランによっては、レストランでの懐石料理の夕食のこともあるようですが、私が利用したのは夕食、朝食ともにバイキングでした。(人が多くて写真撮ってません)

夕食は、50種類以上のメニューがあり、地元十勝の食材を使った料理を楽しむことができます。新じゃがの時期はそろそろ終わりでしたが、ジャガイモを使ったメニューがいくつかあり、どれもおいしかったです。特に、バゲットとインカのめざめを取り、スタッフに渡すと溶けたチーズをかけてくれるラクレットが最高でしたね。こちらも十勝のチーズを使っているそうです。

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朝食バイキングも同じ場所でした。朝食も夕食とは異なるメニューが50種類以上並び、どれを食べようか迷ってしまうほどでした。(そして食べすぎるのです)

チェックアウト

今回は、チェックイン時間直後に入り、チェックアウト時間ギリギリまで滞在しました。温泉には、チェックイン後、夕食後、起床後の3回入りました。平日であったこともありますが、温泉が混雑するようなことはなく、ひとりで大きな湯船に入り、のんびり過ごすことができて幸せでした。

帯広駅バスターミナル行きのバスの時間は10時前だったので、ギリギリまで部屋でダラダラと過ごしました。(素敵な部屋だったので。)

チェックアウト時には、冷たい雨が降り、ひんやりした風が吹いていました。天候が悪いのはちょっと残念ですが、帯広駅へ向かいます。

十勝川温泉はぼちぼちお元気そうでした

ホテルの人の話では、少しずつお客さんも戻ってきているとか。まだまだ盛り上がってるわけじゃないようですけどね。寒くなるこれからは温泉の季節!十勝川温泉のちょっとだけあつ湯なお風呂に入って温まりましょう。

私が泊まった観月苑、2018年の6月に一部のお部屋がリニューアルされてます。リニューアル後の部屋も選択できるみたいなので、次は暖かい季節にデッキのある部屋に泊まりたいと思います。