大阪・関西万博に行って来ました!Day6

6/28(土)、この日は大曲の花火がくるということで、朝から大変な混雑です。まずは西ゲートに向かいます。

Are you excited?

東ゲートから西ゲートまで歩く

この日は、西ゲート10時入場の予約だったため、少し前にできた東西ゲートの徒歩ルートを東ゲートから西ゲートまで歩いて行くことにします。

8時40分夢洲駅着、歩いて西ゲート方面に向かいます。途中、入場用の画面を提示して、その日の入場が西ゲートであることを証明してから向かいます。途中でミャクミャク様にようこそ!と言われたり、いっしょに行こう、ワクワクしてきた?と言われたりしながら歩きます。警備員の方も多く立っておられ、暑い中、ほんとうにお疲れ様です。

私のApple Watchで18分で西ゲートに到着。ちょうと2kmです。暑いので、水は多めに持って、サングラス、日傘・帽子、日差しと暑さ対策をしてから歩きましょう。

10時入場の待機列に並んだのは、そこから10分後くらいの9時10分過ぎでした。並びに並んだ9時入場の列を眺めながら、待機します。日傘必須ですし、水も必須です。10時入場の予約でしたが、人が多いと言われるこの日、10時35分に入場完了しました。

PASONA NATUREVERSE パビリオン

入場後、真っ先に向かったのが、PASONA NATUREVERSE パビリオンです。鉄腕アトムが屋根の上に乗っているのがその建物です。

PASONA NATUREVERSE パビリオン

11時前までは予約なしで並べば入場可能で、私はギリギリ予約なし入場に間に合いました。

このパビリオンでは、いのちの起源、いのちの医療技術や食などを中心に展示されています。入場して少し進むと大型ビジョンでアニメーションが流れます。この映像がとても良かったのです。鉄腕アトムとブラックジャックのまさかのコラボで、ネオ アトムも出てきます。このストーリーは好きでした。

次の部屋に向かうと、話題のiPS細胞で作られた心臓や心筋シートが展示されています。

iPS細胞から作られた心臓

映像を拡大したものなので、画質が悪いのですが、これがiPS細胞から作られたミニ心臓です。2週間程度この中で心臓の動きをし続けるのだとか。もうこれを見ただけで、未来の医療ってすごいって泣きそうになるわけです。

cardiac muscle sheet

こちらが心筋シートで、これも培養液の中で動き続けています。このシートを作る技術が確立されたそうで、100万円程度で作ることができるようになったとのこと。これは心臓病の方に実際に使用できる場合、費用負担が下がっているということなので、素晴らしいことです。

そのほか、未来のベッドや怪我をした人のリハビリ機器についても展示されており、すでに脳の信号から機械を動かすことができるということを知りました。もう未来ではなく、現在の技術にも追いついていなくて、自分に驚いたパビリオンでした。

こういったお話を丁寧にしてくださる男性がこのパビリオンにはいらっしゃいました。医療系の機器についてもいろいろと教えてくださり、本当に学びになりました。不勉強でどなたか存じ上げないのですが、お疲れでしょうにずっとにこやかに対応されていたのが印象的でした。

日本館やイタリア館もとても良いパビリオンでしたが、PASONA NATUREVERSEが一気にトップに躍り出てくるくらいいいパビリオンでした。ショップもアトムグッズが並び(ただのアトム好き)、アトムのアクスタとネオアトムの手拭いを購入してきました。かわいい。

atom souvenir

ベルギーパビリオン

イタリア館に並びながら、よく眺めていた憧れのベルギーパビリオン。列の進み具合が早くて、1時間程度で入場ができました。

Belgium Pavilion

水(個体・気体・液体)をコンセプトにしたパビリオンで、入ってすぐの緑あふれるお部屋がとても涼やかで良かったです。

Water

展示は映像での説明がメインで、ベルギーのワクチンや義肢などの医療技術などが多く展示されていました。病気の予防や寿命などの研究に力を入れていることを知りました。後半の展示は、ベルギーの地域を分けて、文化や技術を案内されていました。

屋上にはレストランがあるようなのですが、大混雑により「もうお並びいただけません」と案内がされていました。

1階にあるショップも並んで入場という形が取られていました。15分ほど並び、入場してベルギーのお菓子いろいろを購入してきました。

Belgium souvenir

ベルギーのチョコレートも販売されていて、この暑さでどう持ち歩こうと思っていたら、ショップで保冷バッグと保冷剤を売っていました。帰宅する日の直前に並んで購入して持ち帰ることをおすすめします。

Dialogue Theater – いのちのあかし –

今日で万博6回目なのですが、まだみていない風景も多いので、静けさの森を通過しつつ、いのちのあかしまで向かいます。

Dialogue Theater

河瀨直美さんがプロデュースする「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」の予約は取れなかったので、廃校となった学校の一部を利用し、映像を流しているところへいってきました。

Old School building

映像の内容は「分校の記憶」と「記憶の夏」です。分校の記憶は廃校になった分校の思い出をいろいろな世代の男女が語る内容で、地元の学校をとても大事に思っていたのだなとわかる映像でした。記憶の夏は、戦争のお話をたんたんと、でも繰り返してはならないことを強く伝えてくる映像でした。特に後者の記憶の夏は、話を聴いているだけで泣けてくる話で、時間があればぜひ視聴してほしい内容でした。

ポルトガル パビリオン

続いてポルトガル パビリオンに向かいます。非常に混雑している列はレストラン?みんな大好きエッグタルトの行列でしょうか。私は展示室の列に並びます。

Portugal Pavilion

45分ほどで展示室内部に入れました。こちらも行列の進みが早く、案外早く入れるパビリオンです。

こちらのパビリオンは、海洋:青の対話といったテーマで作られています。マルチメディア体験ができるので、視覚と聴覚にグッと入り込んで来る展示です。ポルトガル語と日本語の類似点やポルトガルと日本のつながりなども多く展示されていて、とても親しみやすかったです。ポルトガルと日本は、食べるものも近いと思っているので、みなさんにとっても親しみのある国になるのではないでしょうか?

ショップでは、Tシャツのデザインが気に入ったので購入してきました。ご近所をこれ着て歩くんだ。

Portugal souvenir

今度はレストランでバカリャウをゲットしたいです。エッグタルトもね。

カタールパビリオン

花火が終わった後、空いてきたので、たまたまそこにあったカタールパビリオンに入ります。

Qatar Pavilion

カタールパビリオンでは、ヘナタトゥーをしてくれるようですが、最近では予約が取れない状況なんだとか。この日は夜だったので、実演は終了していました。

カタール館に入るとすぐにあるので、カタールの砂でできた壁。場所によって砂の色が異なるので、模様ができているのがわかるでしょうか?

sand wall

漁業や真珠が取れたことなどから、海沿いのエリアがとても栄えているようで、そのほかの産業や文化などの説明がありました。もう遅い時間だったので、「あと○分でドローンショー始まりますよー」などと教えてくれ、早く帰った方がいいのかなと感じました。

ショップでは、万博限定のグッズやバッグなどが販売されていましたが、スルーして帰宅します。

6日目の万博ごはん

この日は本当に人が多く、どこの飲食店も大混雑しているし、たくさんあるベンチもいっぱいだし、トイレも初めて並んでいる人を見たし、なんかすごいことになっていました。

このため、ちゃんとした食事を摂らずにパビリオンを回った結果、花火前にバテました。食事大事だね。

というわけで、夕食だけアラブ首長国連邦のレストランで、お弁当を食べました。

UAE meal

ラム・ウージというラム肉が載ったスパイスごはん、ジャージール・ワ・チャミというジャージールというチーズとデーツ、トマト、ピーカンナッツのサラダと右下のは黄色いいくらじゃなくてサーゴというタピオカプリン。全部おいしい。サラダはデーツとナッツが盛り沢山で、ごはんもスパイシーだけど、辛くない。ドリンクには、ラクダミルクを頼みました。

Camel milk

ラクダのミルクは甘くて優しい味です。いつも飲んでいる牛のミルクより飲みやすいと感じました。きっと脂肪分が多いのでしょうね。

この食事が終わる頃、大曲の花火が始まり、レストランのスタッフもダッシュで見に行くという万博ならではの光景を見ました。途中だけ少し見ましたが、10分程度で終わってしまうのですね、万博の花火は。

fireworks

皆さん、花火を見てから帰られていましたが、私の帰宅時間の21時すぎも東ゲートは大混雑のままでした。

21時前にドローンショーをしていて、みんながよく見る景色を見ながら、夢洲駅に向かいます。

Drone show

この日、20:40に東ゲートを出て、歩きに歩き、夢洲駅の階段の上に着いたのが21:45でした。もっと遅い時間に出てきた人は、もっと時間がかかっていたとか…9月や10月、どうなっちゃうんでしょうね。

さて明日が、私の6月万博の最終日です。