ヘルシンキ旅行の途中ですが、エストニアの世界遺産のタリンへ日帰り旅行をしました。
エストニアのタリンについて
エストニアは、フィンランドの南、バルト海を挟んだ対岸にあります。
フィンランドと同じくEUに所属し、通貨もユーロなので、フィンランド人もフィンランドに旅行をしている人も気軽に日帰り旅行できる国として人気なんです。
特にフィンランドは酒税が高いので、税金の安いタリンまでお酒を買いに行くと言われていて、実際帰りのフェリーでは、お酒のケースを5箱6箱とカートに乗せている人がたくさんいました。
フェリーを選ぶ
フィンランド・ヘルシンキから、エストニア・タリンまで行く大型フェリーは、Tallink Silja Line(タリンク シリヤ ライン)、Viking Line(ヴァイキング ライン)、Eckerö Line(エケロ ライン)の3社が運行しています。
小型の高速船もあり、Linda Line Express(リンダ ライン エクスプレス)が運行しています。
高速船は、ヘルシンキからタリンまで1時間半で到着するのに、往復€25程度とお得な料金。でも、高速船だけに海が荒れたり、風が強かったりすると運休してしまうとのことで、日程に余裕のない私は、高速船はナシと判断しました。
大型フェリーは、Tallink Silja Line(タリンク シリヤ ライン)が1日6便運航していて、ヘルシンキからタリンまで2時間で到着。
他は便数が少なく、ヘルシンキからタリンまで2時間半かかる、ということで、お値段はちょっと高めでしたが、Tallink Silja Line(タリンク シリヤ ライン)で行くことにしました。
チケットを購入する
Tallink Silja Line(タリンク シリヤ ライン)で行くことにしましたが、慣れていないフェリーということもあり、日本語で予約できるサイトを利用しました。
世界各国の港から出ているいろんなフェリーの予約ができるので、便利ですよね。
手数料もたいしたことがなかったので、こちらから往路07:30発、復路16:30発の往復チケットを手配します。
座席が取れないとちょっとつらいので、コンフォートラウンジというスナック&ドリンク付きの座席を確保しました。
確か、往復で6,000円台だったと思いますが、細かいことは忘れました。
ちょっと前に予約しておけば、ちょっとお安くなったはずです。
日帰り旅行当日
朝7:30発なので、フェリー乗り場には1時間ちょっと前に到着しておきたいところです。
何故ならば、Tallink Silja Line(タリンク シリヤ ライン)は時間に正確で、乗船の遅れは許されないのです。
なのでちょっと早めに到着して、手続きを終わらせ、乗船しなければなりません。
7時には乗船完了なイメージで。
ホテルの近くのトラム乗り場から、6時前のトラムに乗り、フェリー乗り場へ移動します。
Tallink Silja Line(タリンク シリヤ ライン)のフェリー乗り場は、ヘルシンキの中心部から2〜3km離れた西ターミナル(West Terminal)です。
チェックイン
トラムの中で、フェリーのチェックインができると知ったので、ウェブでやってみたら…これが失敗でした。チェックイン後、チケットをプリントアウトをしなくてはいけないらしく、トラムの中で困惑。
ちゃんと読まずにチェックインした私がいかんのですが。
スマートフォンでチェックインをするのであれば、アプリがあるのでそちらでチェックインをしたら良かったみたい。
ウェブチェックインはプリンターが必要なので、ご注意ください。(2017年7月時点)
西ターミナルに到着後、乗船手続き前にいるスタッフに「ウェブチェックインをしたので、コードが出てこない」と適当に伝えると、予約情報からチケットを発券してもらえました。
チェックインは、ターミナルに入るとたくさん機械があるので、それで十分間に合います。
私みたいにせっかちにならなくても、すてきな機械が発券してくれるので、そちらを使いましょう。
チケットのコード部分を改札機に読み取らせて、乗船前エリアにあるロビーで待機します。
乗船は6:50から開始なので、それまで待ちます。(10分ちょっとでみんな乗るってすごいよね)
ここのエリアにあるお手洗いは、とてもきれいなので乗船前に利用した方が良いと思います。
フェリーのお手洗いは乗船者数に比べて数が少ないので、なるべくならここで済ませておいた方が良いです。
乗船
6:50乗船開始です。とても狭いところから、みんなが一斉に乗り込むので、自由席の方は早めに乗り込んだ方が良さそうです。
乗船時、ちょっと混雑していたので乗るフェリーを撮影。2時間乗るだけとは思えないくらい大きな船です。
人に踏まれつつ、やっとの事でフェリーに乗り込み、奥のコンフォートラウンジへ向かいます。
コンフォートラウンジ
コンフォートラウンジの入り口前では、チケットの名前をチェックされ、チケットにペンでマークされます。
座席指定とはいっても、固定の座席番号があるわけではなく、座席数に応じた人数だけが購入できるという感じ。
ラウンジに入ってしまえば、その中は自由席なので、適当な座席へ座ります。
出航
噂には聞いていましたが、7:20ころ出航。はい、定刻10分前には船が動き出します。
みなさんの乗船がスムーズなことは良いことですね。
窓は大きく、穏やかなバルト海が見えます。
ドリンクとスナック
連日の遠足でちょっと疲れていたので、ほとんどをウトウトと過ごしてしまいます。
コンフォートラウンジ内のドリンクは、コーヒー、紅茶のほか、7UPなどの炭酸飲料などがフリーで飲めます。
スナック類はチップス、プレッツェルやクッキーのほか、ニンジン、キュウリ、カリフラワーのスティックサラダもあります。
朝食としては物足りないので、食べたい人はほかのエリアの飲食店のものを買ってきていました。
ウトウトぼんやりしているうちに2時間経ち、エストニア・タリンに到着しました。
※この記事は、過去に投稿したものを再編集し、新たに投稿した記事です。